LMES開幕戦 フリー走行2回目、ウェットでもベロックスがトップ
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ルマン耐久シリーズ(LMES)開幕戦は7日、フリー走行2回目が行われたが、1回目とコンディションは打って変わって大雨となった。そんななかトップタイムを記録したのは、またしてもアウディ・スポーツUK・チーム・ベロックスの8号車(ピエール・カッファー/アラン・マクニッシュ組:アウディR8)だった。
2番手にはアドバン・コンドー・レーシング(加藤
寛規/道上 龍/下田 隼成組 :童夢S101-無限)が入った。3番手タイムはベロックスの88号車(ジェイミーー・デイビス/ジョニー・ハーバート組:アウディR8)、4番手はチーム・ゴウ(荒
聖治/リカルド・カペロ/トム・クリステンセン組:アウディR8)で、またしてもアウディ勢で最下位のタイムとなった。
このセッションから織戸
学がドライバーに加わったチョロQレーシング(西澤
和之/黒澤 治樹/織戸 学組:ポルシェ911GT3-RSR)は総合22番手でGTクラス5位、T2M・モータースポーツ(バニーナ・イクス/井原
慶子/ウルフガング・カウフマン組:ポルシェ911GT3-RS)は総合30番手でGTクラス10位となっている。
▼近藤
真彦 (コンドー・レーシング監督)
ヨコハマ(タイヤ)は雨でつらいと思われていますが、1年かけてミシュランとの差を詰めてきた。これでトップも狙えるかな。
▼道上
龍 (コンドー・レーシング ドライバー)
ブレーキング・ポイントなど詰め切れないところはありますが、結果も出ているので心配なし。ミスをなくせばいい勝負になる。
▼郷
和道 (チーム・ゴウ監督)
フロントに問題があったのであまり伸びなかったけどトップ・グループのアウディと同タイムで走っていたので心配ありません。
▼荒
聖治 (チーム・ゴウ ドライバー)
マシンは完成され、問題ありません。ライバルが速いので簡単ではないが、しっかりやればチャンスはあると思う。
▼織戸 学 (チョロQレーシング
ドライバー)
コースは簡単だから心配はないです。雨でもぽんぽんとタイムが出たし、ルマンの前哨戦として楽しみなレースです。
(トーチュウF1エクスプレス)
LMES開幕戦
フリー走行1回目、ベロックスが1-2
‐ 5/7
ルマン耐久シリーズ(LMES)が7日、イタリア・モンツァで開幕した。4クラス/42台が参加してフリー走行1回目が行われ、アウディ・スポーツUK・チーム・ベロックスの8号車(ピエール・カッファー/アラン・マクニッシュ組)が1分38秒943のトップ・タイムをマークした。同じく、ベロックスの88号車(ジェイミー・デイビス/ジョニー・ハーバート組)が2番手で続いた。
3番手にはザイテック・エンジニアリング(アンディ・ウォレス/デビッド・ブラバム/ステファン・ヨハンソン組)が入った。チーム・ゴウ(荒
聖治/リカルド・カペロ/トム・クリステンセン組)は4番手タイムで、アウディ勢では最下位。
アドバン・コンドー・レーシング(加藤
寛規/道上 龍/下田 隼成組)は6番手。チョロQレーシング(西澤
和之/黒澤 治樹組)は総合33番手、GTクラス10位となっている。T2M・モータースポーツ(バニーナ・イクス/井原
慶子/ウルフガング・カウフマン組)は総合34番手、GTクラス11位だった。
開幕戦はこの後、フリー走行2回目のセッションを行い、2日目に2回の予選を実施。決勝は9日午後1時20分(日本時間午後8時20分)にスタート、1000km(173周)で争われる。
(トーチュウF1エクスプレス)
近藤
真彦、「モンツァ"は"攻める」
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KONDOレーシングの近藤真彦監督が、ルマン24時間レース本戦に向けて頭を悩ませている。横浜ゴムとジョイントし、3年計画で総合優勝を狙う目標を立てているが、先月のテストデーで総合6番手と奮闘。童夢シャシー&無限エンジンはトップ・スピードでナンバーワンを誇り、ヨコハマも剛性、コンパウンドとも昨年以上のポテンシャルを持つタイヤを投入、2年目にして最高ともいえるパッケージを手にした。それが逆に攻めのレースをするのか、守りにはいるのか、苦しい選択を強いられることになっている模様。無難に自己最高位を狙うだけでは来年へ向けた完全必勝体制構築に失敗する可能性もあり、レース戦略決定は最終的に決勝スタート直前となりそうなムード。まずは前哨戦となるルマン耐久シリーズ(LMES)開幕戦のモンツァ1000kmで限界走行に挑戦する構えだ。
▼近藤
真彦
(アドバン・コンドウ・レーシング監督)
(ルマン本戦のスタートは)スタートは加藤(寛規)に任せることになるが、最初の1時間半は「行け」という指示。とにかく速いアドバンKONDOをアピールしてこい、あとの22時間半は気にするな、と話している。残りをどうするか、オレは悩むね。安全にまとめて5、6位でフィニッシュしても来年につながるとは思うが、勝ちを取るためには全開で走って、どこまで行けるか、限界を知りたい。ただし、クルマを壊しちゃったら3年計画の3年目がなくなっちゃうことだってある。年に1回のレースだから余計に難しい。最終的にはオレの判断で行かせるか、行かせないかを決める。たぶん6月の11日か12日、決勝ギリギリまで決まらないと思う。
(トーチュウF1エクスプレス)
井原慶子がLMESに参戦
‐ 5/4
井原慶子がT2M
Motorsportsからルマン耐久シリーズ(LMES)に出場することがこのほど、明らかになった。井原は昨年、フォーミュラBMWアジアに参戦し、ランキング3位と活躍したドライバーで、今シーズンはフォーミュラ・ドリームを中心に戦う予定だ。
T2M
Motorsportsは新興チームながら、昨年のルマン24時間レースでは初出場ながら見事完走を果たした。マシンはポルシェ911GT3RSで、クラスはLMGTだ。井原は5日に日本を出発し、開幕戦の行われるイタリア・モンツァに入り、7日からの走行に備えることになっている。
チームメイトはボルフガング・カウフマンとバニナ・イクス。バニナ・イクスはF1やダカール・ラリーで活躍した往年の名ドライバー、ジャッキーの娘として知られており、女性ドライバー2人の活躍が注目を集めそうだ。
▼井原
慶子
フォーミュラ一筋のつもりだったんですが、去年GTを走ってすごく勉強になった。今回お誘いがあったのでルマン耐久に出てみることにしました。まだポルシェGT3には乗ったことがないのでフリー走行で慣れないと……。耐久は大変ですが、頑張ります。
▼金子 家敏 (T2Mオーナー)
バニナは去年も24時間にうちから出て、耐久(LMES)も一緒にやる予定でした。井原さんはヨーロッパの経験もあるということで、知り合いを通じて誘ったんです。カウフマンは昔、ドイツF3で(ミハエル)シューマッハーなんかといい勝負をしていたドライバーで、ポルシェではベテラン。女性が2人になったのはたまたまですよ。
(トーチュウF1エクスプレス)
ファーマンとウィルソンがルマンに参戦
‐ 5/1
レーシング・フォー・ホーランドのセカンドカーを、ラルフ・ファーマン、ジャスティン・ウイルソン、トム・コロネルがドライブすることが発表された。
▼ヤン・ラマース
(レーシング・フォー・ホーランド代表兼ドライバー)
こんなすばらしいドライバーたちを揃えることができて、本当にうれしい。先週の火曜日に、セカンドカーも本戦はもちろんテストにエントリーできることになったと聞いた。幸い車の準備は整っていた。ダンロップタイヤのポール・リカールテストはとてもうまくいったし、先週水曜にはザンドフールトでシェイクダウンも完了していた。
正直言って、他のドライバーを選べば資金的にはもっと楽だったはずだが、金でシートを買い後続を走るだけのドライバーを雇って、我がチームの名を汚すようなことはしたくなかった。一流選手が欲しかった。そしてこの陣営になったわけだ。
(Crash.Net
Japan)
金石
勝智がルマンに参戦 ‐ 5/1
ARTAに所属する金石
勝智がレーシング・フォー・ホーランド(童夢-ジャッド)からルマン24時間レースに参戦することが決まり、早速公式テストに参加した。
勝智は、2003年に自身初の海外レースとなるDTMに参戦。その矢先に童夢の英国法人ドーム・カーズの佐々木正社長が車体供給を行っているオランダのレーシング・フォー・ホーランドへ起用を強く推薦したという。
童夢と2001年から強力タッグを組んでいる同チームは、過去には2002、2003年と国際自動車連盟FIA-SCCを連覇するなどいわば"童夢ワークス"で、ダンロップのルマン仕様タイヤの開発も一手に担っている。
なお、勝智と共にドライブするのは、チーム代表兼ドライバーのヤン・ラマースと、2003年ALMS
LMP675クラスのチャンピオンであるクリス・ダイソンだ。
▼佐々木 正 (ドームカーズ社長)
ラマースさん(ヤン・ラマース)も日本でフォーミュラをやって、ちょっとの間にF1に上がったが、今では自分のチームを設立し、スポーツカードライバーとなっている。これがずっとフォーミュラを続けてきた金石君の境遇とよく似ている。彼も次の道を考えているはずだ。だから個人的に推した。
▼金石
勝智
4月の始めに参戦が決まった。今までルマン出場の話は何回かあったのですが、実現しなかった。半分日本のチームみたいな雰囲気があるのでリラックスできています。
(トーチュウF1エクスプレス)
ジャパン・パワーの決意
‐ スポーツ・アイ ESPN記者会見より
‐ 5/1
▼郷
和道
(アウディ・スポーツ・ジャパン・チーム・ゴウ監督)
今年で8回目のルマン挑戦。つらい時期もあったが、今年はいいパッケージができている。個々がきちんと仕事をこなせば、いい成績は残せるはず。
去年も細かいトラブルに見舞われたように、アウディR8は決して無敵じゃない。しかし、アウディでは未だにR8の開発を進めており、信頼性も増している。今年のドライバーも荒聖治、トム・クリステンセン、リナルド・カペロと速さもあり、いい仕事をこなしてくれるドライバーを揃えた。特に荒とクリステンセンは速さも燃費もアウディのドライバーの中ではピカイチだと思う。
▼近藤
真彦
(アドバン・コンドウ・レーシング監督)
まだドライバー引退というわけではありません(笑)。司令塔として、チームのすべてを見ておきたい。『監督の方が休めないからつらいよ』と郷さんには言われましたが(笑)。昨年は手探りで挑戦してボコボコにやられましたが、タイヤ、エンジン、シャシーとも、すべて手直しした。無限エンジンも大幅にパワーが上がっているし、去年壊れた駆動系も大幅に作り直した。チャンスがあれば、アウディを1台でも2台でも喰って上位に行きたい。2年目でも、すべてを出し尽くして上位を狙う。
▼渦尻
栄治 (チョロQレーシングチーム監督)
ヨコハマタイヤのフルサポートを得て、ドライバーも素晴らしいメンバーが揃えられた。ライバルはワークスに近いポルシェ、そして速さを増しているフェラーリ。初挑戦だが、きちんと走りきれば自ずと結果はついてくるはず。
(Crash.Net
Japan)
スポーツ・アイ
ESPN、ルマン放送概要を発表
‐ 5/1
CS放送局のスポーツ・アイ
ESPNは都内で今年のルマン24時間レースの放送に関する発表会を行い、日本初となるル・マンの完全生中継を行うことを明らかにした。
発表は、今年のルマンに参戦する日本チーム、チーム・ゴウ、アドバン・コンドウ・レーシング、チョロQレーシングとの合同発表会という形で行われ、各チームの監督も顔を揃えた。
放送は有料放送で、スカイパーフェクTV!
のチャンネル180でルマンのスタート30分前から中継開始。ゴール後30分まで完全生中継する。国際映像に加えて、スポーツ・アイ
ESPNの独自映像も加わる力の入れようだ。
また、スポーツ・アイ
ESPNの本放送でも、8時間分を放送する。
番組ナビゲーターは、現在はスカパー!
プロモチャンネルなどで活躍する赤坂泰彦。コメンテーターとしてルマンではエンジニアとして豊富な経験をもつ宮坂宏、自らもスーパー耐久に参加するラジオパーソナリティーのピストン西沢、海外モータースポーツの実況でおなじみの中島秀之、イデア編集委員の梅原康之の4人を迎える。
ゲストも豪華で、高橋
国光、関谷 正徳、本山 哲、服部 尚貴というルマンを語るにこれ以上ないメンバー。現地レポーターも、今年からJGTCに参戦するヒロミを起用。国内のどのレース中継をも上回る豪華な顔ぶれとなった。
ルマン決勝の他にも事前番組として過去5年間のルマンのダイジェスト、ルマン・エンデュランス・シリーズの放送など豊富なコンテンツが用意されているということだ。
▼スポーツ・アイ
ESPN 園田 義忠代表取締役
CSでこれだけの長時間放送を行うのは初めて。ルマンを24時間中継するのも世界で3番目とのこと。モータースポーツの世界に力を入れているスポーツ・アイ
ESPNとしても、このルマン中継を機会に、さらに力を入れていきたい。
なお、今年は地上波による放送は行われない。
(Crash.Net
Japan)