Le Mans 2005:Entry list review

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 ル・マン24時間レースの暫定エントリーリストが発表されました。注目のチームはもちろん、選考漏れとなったチームも見ていきたいと思います。



プロトタイプ:自国贔屓と意外な落選
 アウディ勢は最有力のチャンピオン・レーシングは2台出場しますが、チーム・ゴウとベロックスは撤退しました。注目は3台目のチーム・オレカ
。かつてはダラーラで参戦していたチームですが、今年はアウディR8をオール・フレンチ体制のもとで出走させます。チャンピオン・レーシングにどこまで迫れるか楽しみです。

 そのオレカが使っていたダラーラを走らせるのがロールセンター・レーシングで、1台は従来のジャッドエンジンですが、もう1台は日産エンジンとなっています。詳細は不明なエンジンですが、SGTC(旧JGTC)に出走させているフェアレディZのエンジンを、LMP1レギュレーションに合わせたものと推測されます。

 童夢勢はコンドー・レーシングが消え、代わってジム・ゲイナー・インターナショナルとのジョイントで童夢がワークス体制で、童夢-無限を出走させます。ジムゲイナーは昨年、JGTCで童夢チューンのフェラーリを走らせたチームです。

 2001年から童無-ジャッドを走らせているレーシング・フォー・ホーランド(RFN)は今年も1台のみの当選。何の恨みがあるのか1台がリザーブに回されてしまいました。そんな中クラージュとペスカロロが2台ずつエントリーされているのはACOのフランス贔屓としか。この2チームはベースは同じクラージュC60ですが、デザインは大きく異なり、エンジンも異なった形式となっています。

 残念だったのはリスター。せっかくLMP1レギュレーションのハイブリッドマシンを作ったのに(参照)、リザーブにも入れず。

 なんといってもLMP1最大の驚きはワークス・ザイテックの脱落。JOTAもクリエーションも認められたのに一体何がおきたのでしょうか。これにより下田隼成も出られなくらってしまいました。

 LMP2は相変わらずクラージュでにぎわっていますが、エンジンはばらけました。しかし最大の注目はインタースポーツとチェンバレン・シナジー(未確認)のローラB05/40です。展開によってはP1クラスに割って入るかともいわれるマシンです。



GT:台数が少なくさびしいエントリー
 GT1クラスは、フェラーリ550マラネロが3チームから4台出走します。しかし、最有力のラルブルは1台しか認められず。また、サリーン勢ではグラハム・ナッシュが落とされたのも意外でした。コルベットは2台ともシードで確定済みでした。セブリングの結果を受けて、アストンマーチンも2台のエントリーが認められました。

 昨年まではフェラーリ360でGTクラスを戦っていたJMBが、今年はGT1クラスに「ステップアップ」しました。フェラーリ575を走らせるチームはこれだけですが、GT1クラスのダークホース的存在と言えるでしょう。

 GT2クラスは隠れワークスといわれるアメリカン・ポルシェたちを中心に6台。それに挑むフェラーリ、パノスはそれぞれ2台。TVRは1台のみ。セブリングに出走したことを受けてエントリーが認められたスパイカーでしたが、こちらも1台のみでした。例年より台数が減少しています。

 T2Mは残念ながらリザーブにまわされました。マシンも旧型のRSです。


まとめ
 直前のエントリー取り消しが相次いだ昨年の反省を踏まえてか、今年は非常に手堅く選んだ印象があります。この分だとエントリー取り消しはそう多くはなく、リザーブのチームはあまり期待できないでしょう。

  しかし、童夢サイドでは3番目のリザーブとなっているRFHのもう1台のエントリーも認められるだろうという見解がでており、まだまだドタバタが起こる可能性も否定できません。

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