プロトタイプ:自国贔屓と意外な落選
アウディ勢は最有力のチャンピオン・レーシングは2台出場しますが、チーム・ゴウとベロックスは撤退しました。注目は3台目のチーム・オレカ。かつてはダラーラで参戦していたチームですが、今年はアウディR8をオール・フレンチ体制のもとで出走させます。チャンピオン・レーシングにどこまで迫れるか楽しみです。
そのオレカが使っていたダラーラを走らせるのがロールセンター・レーシングで、1台は従来のジャッドエンジンですが、もう1台は日産エンジンとなっています。詳細は不明なエンジンですが、SGTC(旧JGTC)に出走させているフェアレディZのエンジンを、LMP1レギュレーションに合わせたものと推測されます。
童夢勢はコンドー・レーシングが消え、代わってジム・ゲイナー・インターナショナルとのジョイントで童夢がワークス体制で、童夢-無限を出走させます。ジムゲイナーは昨年、JGTCで童夢チューンのフェラーリを走らせたチームです。
2001年から童無-ジャッドを走らせているレーシング・フォー・ホーランド(RFN)は今年も1台のみの当選。何の恨みがあるのか1台がリザーブに回されてしまいました。そんな中クラージュとペスカロロが2台ずつエントリーされているのはACOのフランス贔屓としか。この2チームはベースは同じクラージュC60ですが、デザインは大きく異なり、エンジンも異なった形式となっています。
残念だったのはリスター。せっかくLMP1レギュレーションのハイブリッドマシンを作ったのに(参照)、リザーブにも入れず。
なんといってもLMP1最大の驚きはワークス・ザイテックの脱落。JOTAもクリエーションも認められたのに一体何がおきたのでしょうか。これにより下田隼成も出られなくらってしまいました。
LMP2は相変わらずクラージュでにぎわっていますが、エンジンはばらけました。しかし最大の注目はインタースポーツとチェンバレン・シナジー(未確認)のローラB05/40です。展開によってはP1クラスに割って入るかともいわれるマシンです。