下位ドライバーの入賞は狭き門
上位チームの完走率が上がったため、入賞が8位にまで広がった現在でも、下位ドライバーの入賞はますます困難になりました。序盤はフェラーリ、ウィリアムズ、BAR、ルノーが上位を独占し、下位チームにほとんどチャンスはありませんでした。そんな中クルサードはしぶとく生き残り、上位陣のリタイヤでポイントを稼ぎました。
中盤以降は、Bスペック投入で戦闘力を増したマクラーレン勢が、上位に返り咲きました。R.シューマッハの欠場、ルノーのゴタゴタなども助けとなり、入賞を重ねました。特にライコネンはフランスGP以降一気に調子を上げました。
終盤ライコネンはさらに勢いを増してポイントを稼ぎましたが、クルサードは復調したウィリアムズ勢にレースで先を越され、さらにアクシデント連発で6戦欠場のR,シューマッハにポイントで再逆転を食らいました。
ザウバー勢は序盤、パワステ未搭載で苦しみましたが、空力性能が向上した中盤以降は常に下位チームのトップを走り、持ち前の信頼性を生かして、上位陣のリタイヤで入賞圏内に滑り込みました。
如何に荒れたレースを生き残るが決め手
昨年はBARがまだ下位に埋もれており、ルノーが落ちてくることもあったことから、下位チームにもまだチャンスがありました。しかし、今年はマクラーレンが崩壊したものの、BARとルノーは遠く彼方へ消えてしまい、壊れることも少なかったことから、ほとんどノーチャンスでした。
自力入賞は不可能でしたから、レースが荒れて上位陣が崩れた時が稼ぎ時でした。上のグラフで傾きが急になっている、つまり下位ドライバーが大量得点したレースがそれです。